【本紹介】人生の見方を拡げるためのオススメ本9選
今回はビジネスモデル紹介ではなく筆者オススメの本9冊を紹介します。
人生の視野を拡げるために役立つ本ばかりなのでぜひ読んでみてください。
1.天才! 成功する人々の法則(マルコム・グラッドウェル)
10000時間一つの分野に打ちこめば一流になれるということを説明している本。
何となく正しいと思っていた
能力値=”生まれ持っての才能”+”努力を無理なく効率よく行う仕組み化のうまさ”
という式が自分の中でより明確になった名著。
2.影響力の武器(ロバート・B・チャルディーニ)
人間心理を理解するにはこの一冊を読みこむのが一番いい。
影響力の武器はセールスマンや広告が消費者心理をどうコントロールしていくかを説明した本。
切り口のメインはビジネスだが、ビジネス以外の分野で幅広く応用できる。
営業マン、広告制作者、異性にモテたい人、悪徳商法に騙されたことがある人は必読。
3.翔ぶが如く(司馬遼太郎)
明治維新を先導し、新しい日本の指導者になった大久保利通の苦悩を描いた名著。
オススメの読み方は、もし自分が大久保利通の立場だったら(かつ、その後の歴史を知らないとしたら)どのように判断するかをじっくり考えながら読んでいくこと。
とても時間のかかる読み方になるが判断力を鍛えられる。
4.世に棲む日日(司馬遼太郎)
これも司馬遼太郎の名著。
幕末の長州人(吉田松陰、高杉晋作、伊藤博文、井上馨etc)を描いた小説で、ぜひ高杉晋作の生き様を見て欲しい。
死にたがりの革命家が残した辞世の句「おもしろきこともなき世におもしろく・・・」は、自分の人生に強い影響を与えてくれた。
5.闇金ウシジマくん(真鍋 昌平)
裏社会を生きるヤミ金屋と債務者たちを描いた読めば読むほど読みたくなくなるマンガ。
まっとうに生きることの大切さと難しさを教えてくれる。
映画とドラマもある。一番オススメは映画の1作目。
6.海底2万マイル(ジュール・ベルヌ)
長期休暇初日に読むのが一番オススメ。
海底2万マイルは潜水艦で海底を冒険する傑作SF小説。
子供時代を思い出すような冒険のワクワク感をいつも感じさせてくれる。
7.六韜
武経七書と呼ばれる中国における兵法の代表的古典7冊のうちの1つ。”りくとう”と読む。
経営者、組織のリーダーである人、もしくは将来そうなる人には絶対にオススメの本。
リーダーシップ論が書かれたビジネス書を100冊読むより六韜1冊を何度も読み返したほうがためになる。
8.国際紛争 (ジョセフ・ナイ)
国際政治学の名著。
この本を読むことで国際関連ニュースの見え方が変わってくる。
個人間、企業間、国家間のやり取りにはなぜ違いが出てくるのかも理解できるかもしれない。
9.キメラ―満洲国の肖像 (山室 信一)
満州国とその関連人物を描いた本。
個人的には中公新書でNo.1の名著。
理想と現実、本音と建前、国家と個人など、相対するものが全て混乱と激動の中でぐちゃぐちゃになりながら不自然な傀儡国家が生み出されていく過程が描かれる。
普段の生活で絶対に話題に上らないトピックを時々読むと、知的好奇心が刺激されて物事の見方に深みが出る。