友達や家族の助けに応じて貸出総額が決まるスモールビジネス向け少額ローン「Able」
ユニークなファイナンスの仕組みを見つけたので紹介。
Ableは資金提供希望者が友達や家族から集めた貸出金額に応じて貸出総額が決まる少額ビジネスローン。
ビジネスローンを借りる流れは下記。
一見わかりにくい仕組みだが、発想がユニークで面白い。
- 資金提供希望者が3~5人の出資者を集める。出資者は友人や家族。
- 出資者を集めたらAbleに登録。資金提供希望者とAble登録済の出資希望者をAbleがマッチング。資金提供希望者は身内から集めた資金の最大3倍までAble経由で借りることができる。
- 事業が軌道に乗ってきたらable経由で出資者に返済
簡単に言うと、出資総額を100として身内からの資金提供を25、第三者からの資金提供を75としてビジネスローンを組めるシステム。
キックスターターのように出資希望者用の専用紹介ページが用意されている。
スタートアップ向けの新しい資金調達の仕方。
身内からの信用に応じて貸出総額が決まるので、明らかに返済できないような額を借りることができない仕組みになっている。
また、知り合いから借りているので返済のインセンティブも高くなる。
キックスターターなどのクラウドファンディング型サイトと併用することで初期投資資金を厚くできそう。